オムツが太ももから漏れるのはなぜ?パンツタイプの漏れ対策を徹底解説!

オムツが太ももから漏れるのはなぜ?パンツタイプの漏れ対策を徹底解説!

「またオムツから漏れてる…どうして?」育児中のパパママにとって、オムツの漏れは悩みの種ですよね。特に、赤ちゃんが活発に動き始めるようになると、パンツタイプのオムツの太もも部分からの漏れに頭を抱える方も多いのではないでしょうか。服やシーツが汚れるたびに、洗濯物が増えてため息が出てしまうこともあるでしょう。本記事では、そんな悩みを解決するために、オムツが太ももから漏れる原因と、今すぐできる具体的な対策を詳しく解説します。

目次

なぜ?パンツタイプのオムツが太ももから漏れる主な原因

なぜ?パンツタイプのオムツが太ももから漏れる主な原因

毎日使うオムツだからこそ、漏れてしまうとがっかりしますよね。まずは、なぜパンツタイプのオムツが太ももから漏れてしまうのか、その主な原因を探っていきましょう。原因が分かれば、効果的な対策が見えてきます。

主な原因は以下の通りです。

  • サイズの不一致
  • ギャザーが機能していない
  • 履かせ方が正しくない
  • おしっこの量や状態
  • メーカーによる形状の違い

これらの原因を一つずつ詳しく見ていき、ご自身の状況と照らし合わせてみましょう。

サイズの不一致(大きすぎ・小さすぎ)

オムツ漏れの最も一般的な原因は、赤ちゃんの体にオムツのサイズが合っていないことです。 パッケージに記載されている体重はあくまで目安であり、赤ちゃんの体型は一人ひとり異なります。 同じ体重でも、太ももがむっちりした子もいれば、スリムな子もいます。

大きすぎる場合、太もも周りに隙間ができてしまい、その隙間からおしっこやゆるゆるウンチが漏れ出してしまいます。 逆に小さすぎる場合は、おしっこの吸収量が追いつかなかったり、ギャザーがしっかりフィットせず、結果的に漏れにつながることがあります。 また、お腹や太ももにゴムの跡が赤く残る場合は、サイズが小さいサインです。

ギャザーが機能していない

パンツタイプのオムツには、太ももからの漏れを防ぐために立体的なギャザーがついています。このギャザーが、いわば漏れを防ぐ「堤防」の役割を果たしています。 しかし、履かせるときにこのギャザーが内側に折り込まれてしまっていると、その役割を十分に発揮できず、隙間から漏れてしまうのです。 オムツを履かせた後に、指でギャザーをくるっと一周させて、きちんと立っているか確認するひと手間が非常に重要です。

履かせ方が正しくない

意外と見落としがちなのが、オムツの履かせ方です。パンツタイプはサッと履かせられて便利ですが、急いでいるとつい雑になってしまうことも。オムツがおへその下までしか上がっていなかったり、左右非対称にずれていたりすると、体にしっかりフィットせず、漏れの原因となります。 特に、赤ちゃんが動いてしまうと履かせにくいですが、おへそが隠れるくらいまでしっかりと引き上げ、お尻全体をきちんと包み込むように履かせることが大切です。

おしっこの量や状態

赤ちゃんは成長とともにおしっこの量が増えていきます。特に、夜間や長時間おむつを替えられないときは、オムツの吸収量を超えてしまい、漏れにつながることがあります。 また、月齢が低い赤ちゃんのゆるゆるウンチは、固形のウンチよりも隙間から漏れやすい傾向があります。 男の子の場合は、おちんちんが上や横を向いていると、おしっこが一点に集中してしまい、吸収が追い付かずに漏れることもあります。

メーカーによる形状の違い

紙オムツは、メーカーによって同じサイズでも形やギャザーのフィット感が微妙に異なります。 あるメーカーのオムツでは漏れてしまうのに、別のメーカーに変えたらぴったりフィットして漏れなくなった、というケースは少なくありません。赤ちゃんの体型に、そのメーカーのオムツが合っていない可能性も考えられます。 例えば、太ももが太めの子にはグーンやムーニー、メリーズがゆったりめに作られているという口コミが多く見られます。 逆に、細身の子にはパンパースがフィットしやすいという声もあります。

【今すぐできる】パンツタイプのオムツが太ももから漏れる時の対策7選

【今すぐできる】パンツタイプのオムツが太ももから漏れる時の対策7選

原因がわかったところで、いよいよ具体的な対策を見ていきましょう。ここでは、今日からすぐに試せる7つの対策をご紹介します。ちょっとした工夫で、オムツ漏れの悩みから解放されるかもしれません。

具体的な対策は以下の通りです。

  • オムツのサイズを見直す
  • 正しい履かせ方をマスターする
  • ギャザーをしっかり立てる
  • 男の子はおちんちんの向きを確認する
  • こまめにオムツを交換する
  • 赤ちゃんの体型に合うメーカーを探す
  • 夜間は夜用パンツを試す

一つずつ丁寧に解説していきますので、ぜひ実践してみてください。

1. オムツのサイズを見直す

まずは基本中の基本、オムツのサイズが本当に合っているか確認しましょう。体重だけでなく、以下のサインをチェックしてみてください。

  • 太ももやお腹周りにゴムの跡が赤くついていないか? → 小さいサインです。ワンサイズ上を試しましょう。
  • おへそがオムツから出ていないか? → 小さいサインです。
  • 太もも周りやお腹周りに指が入るくらいの隙間ができていないか? → 大きすぎる可能性があります。ワンサイズ下げるか、別のメーカーを検討しましょう。

多くのメーカーが公式サイトでサイズチャートを公開しているので、参考にしてみるのもおすすめです。

2. 正しい履かせ方をマスターする

正しい履かせ方を意識するだけで、漏れは劇的に改善することがあります。以下のポイントを再確認してみましょう。

  1. おへそが隠れるまでしっかり引き上げる: 股上を深く履かせることで、体とのフィット感が高まります。
  2. 左右対称になっているか確認する: オムツの中心が赤ちゃんのおへその中心に来るように意識しましょう。
  3. お尻をすっぽり包み込む: オムツがお尻をしっかりカバーできているか確認してください。

赤ちゃんが動いて履かせにくい場合は、おもちゃで気を引いたり、つかまり立ちの姿勢でサッと履かせたりするのも良い方法です。

3. ギャザーをしっかり立てる

漏れ防止の要であるギャザーは、必ずその機能を最大限に引き出してあげましょう。履かせる前に、オムツを広げてギャザーを一度立てておくと、履かせやすくなります。 そして、履かせた後には、必ず指で太もも周りをぐるっと一周し、ギャザーが内側に折れ込んでいないか、しっかり外側に出ているかを確認してください。 この一手間が、横漏れを防ぐ上で非常に重要です。

4. 男の子はおちんちんの向きを確認する

男の子の赤ちゃんの場合、おしっこが前に集中しやすいため、おちんちんの向きが漏れに直結することがあります。オムツを履かせるときは、おちんちんを必ず下向きに整えてあげましょう。 これだけで、おしっこが吸収体全体に広がりやすくなり、前方からの漏れを防ぐことができます。

5. こまめにオムツを交換する

特におしっこの量が増えてくる時期には、こまめなオムツ交換が有効です。 最近のオムツは吸収力に優れていますが、それでも限界はあります。おしっこサインの色が変わっていたり、オムツがパンパンに膨らんでいたりしたら、すぐに交換してあげるのが理想です。特に、お出かけ前や睡眠前には新しいオムツに替えておくと安心です。

6. 赤ちゃんの体型に合うメーカーを探す

いろいろ試しても漏れてしまう場合は、思い切ってメーカーを変えてみるのがおすすめです。 各メーカーは、それぞれ異なる特徴を持っています。

  • グーン、ムーニー、メリーズ: 比較的太もも周りがゆったりめに作られている傾向があり、むっちり体型の赤ちゃんに合いやすいと言われています。
  • パンパース: 比較的スリムな作りで、細身体型の赤ちゃんにフィットしやすいという特徴があります。

少量パックや試供品などを利用して、赤ちゃんの体型に一番フィットする「神オムツ」を見つけてみてください。

7. 夜間は夜用パンツを試す

夜間の長時間の睡眠中は、おしっこの量も多くなりがちです。昼間は漏れないのに、朝になると漏れているという場合は、夜専用のパンツタイプオムツを試してみる価値があります。 夜用オムツは、昼用よりも吸収量が多くなるように設計されており、一晩中のおしっこをしっかり吸収してくれます。 これで、パパママも朝まで安心して眠れるようになるかもしれません。

太ももからの漏れに強い!おすすめのパンツタイプオムツ

太ももからの漏れに強い!おすすめのパンツタイプオムツ

「対策は分かったけど、具体的にどのオムツを選べばいいの?」という方のために、太ももからの漏れに強いと評判のパンツタイプオムツをいくつかご紹介します。赤ちゃんの体型や肌質に合わせて選んでみてください。

ここでは、特に漏れにくさに定評のある人気メーカーのオムツをピックアップしました。

    • 花王 メリーズ
    • ユニ・チャーム ムーニーマン

* P&G パンパース

  • 大王製紙 グーン

それぞれの特徴を見ていきましょう。

【花王】メリーズ パンツ さらさらエアスルー

「メリーズ」は、フィット感と通気性に定評があります。 特に、ウエスト部分がふんわりと2.5倍も伸びる「のびのびフィット構造」で、赤ちゃんの活発な動きにもしっかりついてきてくれます。 太もも周りのギャザーも柔らかく、肌に跡がつきにくいのに、しっかりフィットして漏れを防ぎます。S・Mサイズには、ゆるゆるウンチを広げずにキャッチする独自の凹凸シートが採用されており、背中漏れ対策も考えられています。 太ももがむっちりしている子でもフィットしやすいという口コミが多く見られます。

【ユニ・チャーム】ムーニーマン

「ムーニーマン」の最大の特徴は、Mサイズのパンツタイプに搭載されている「ゆるうんちポケット」です。 これは背中側に設けられたポケットで、ゆるゆるウンチの背中漏れをがっちりガードしてくれます。太もも周りも、すっぽりハイウエストがぽっこりおなかにフィットし、動き回ってもずり落ちにくい設計になっています。素材も柔らかく、肌への優しさも人気の理由です。 比較的大きめの作りで、太ももがしっかりした赤ちゃんにもおすすめです。

【P&G】パンパース 肌へのいちばん パンツ

「パンパース」は、優れた吸収力と薄さで人気があります。 「肌へのいちばん」シリーズは、その名の通り肌への優しさを追求したプレミアムライン。シルクのような柔らかい素材で、デリケートな赤ちゃんの肌を快適に保ちます。独自のフィット技術で、寝返りをしても隙間ができにくく、漏れを防ぎます。 全体的にスリムな設計なので、特に太ももが細身の赤ちゃんにフィットしやすい傾向があります。

【大王製紙】グーンプラス 肌快適設計 パンツ

「グーン」は、太もも周りがゆったりしていると評判で、むっちり体型の赤ちゃんを持つパパママから高い支持を得ています。 「グーンプラス」シリーズは、保湿成分が配合されており、肌への刺激を軽減する工夫がされています。お腹周りのギャザーも柔らかく、締め付け感が少ないのが特徴です。 漏れにくさと肌への優しさを両立したい場合におすすめのオムツです。

よくある質問

よくある質問

ここでは、オムツの太もも漏れに関して、パパママからよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 男の子と女の子でオムツの履かせ方に違いはありますか?

A1. 基本的な履かせ方は同じですが、性別によって漏れやすいポイントが異なります。男の子の場合は、おしっこが前方に飛ぶため、おちんちんを下向きに整えてあげることが重要です。 これにより、おしっこが吸収体の中央に当たり、前方からの漏れを防ぎやすくなります。一方、女の子の場合は、おしっこが真下に落ちるため、オムツの中心を体にしっかりフィットさせ、特にお尻側を深く履かせることがポイントです。どちらの場合も、ギャザーをしっかり立てることが漏れ対策の基本となります。

Q2. 夜中のオムツ漏れを防ぐにはどうしたらいいですか?

A2. 夜中の漏れは、おしっこの量が増えることが主な原因です。 対策としては、まず夜用パンツを試すのが最も効果的です。 夜用パンツは昼用よりも吸収量が多く、長時間の使用に対応できるように作られています。 それでも漏れる場合は、寝る直前に新しいオムツに交換する、寝る前の水分摂取を少し控える(ただし脱水には注意が必要です)などの工夫も有効です。 また、オムツのサイズが合っているか、ギャザーがきちんと立っているかなど、基本的な履かせ方も再度確認してみましょう。

Q3. テープタイプとパンツタイプ、漏れにくいのはどっちですか?

A3. 一概にどちらが漏れにくいとは言えません。それぞれのタイプにメリット・デメリットがあり、赤ちゃんの成長段階や活動量によって適したタイプは変わります。テープタイプは、赤ちゃんの体型に合わせて細かくフィット感を調整できるのがメリットです。 ねんね期の赤ちゃんには、しっかり固定できるテープタイプが向いています。一方、パンツタイプは、よく動く赤ちゃんでもサッと履かせられ、ウエストや足回りのギャザーが体にフィットしやすいのが特徴です。 寝返りやハイハイを始めたら、パンツタイプの方がずれにくく、結果的に漏れにくいと感じる方が多いようです。

Q4. 太ももが細い子/太い子に合うオムツはありますか?

A4. はい、メーカーによって特徴があります。太ももが細い子には、全体的にスリムな作りの「パンパース」がフィットしやすいと言われています。 太ももが太い子(むっちりさん)には、太もも周りがゆったりめに作られている「グーン」や「ムーニー」、「メリーズ」がおすすめです。 ただし、これも赤ちゃんの体型との相性があるため、実際にいくつかのメーカーを試してみて、一番しっくりくるものを見つけるのが良いでしょう。

Q5. オムツのサイズアップのタイミングを教えてください。

A5. 体重を目安にしつつ、以下のようなサインが見られたらサイズアップのタイミングです。

  • お腹や太ももにオムツのゴム跡が赤くつくようになった。
  • おへそがオムツから出てしまうようになった。
  • テープタイプの場合、テープを留める位置が一番外側になった。
  • おしっこやウンチの量が増え、漏れることが多くなった。
  • お尻がオムツからはみ出しそうになっている。

これらのサインが1つでも当てはまったら、ワンサイズ上のオムツを試してみることをおすすめします。

まとめ

まとめ
  • オムツの太もも漏れはサイズ不一致が主な原因。
  • 大きすぎても小さすぎても漏れやすくなる。
  • 履かせ方の基本は「深く」「中心に」「ギャザーを立てる」。
  • ギャザーを指で立てるひと手間が漏れを防ぐ。
  • 男の子はおちんちんを下向きにするのがコツ。
  • 赤ちゃんの体型は様々、メーカーによる違いも大きい。
  • 太ももが太い子はグーンやムーニーが合いやすい。
  • 太ももが細い子はパンパースがフィットしやすい傾向。
  • こまめな交換が基本的な漏れ対策になる。
  • 夜間の漏れには吸収力の高い夜用パンツが有効。
  • サイズアップは体重だけでなく体のサインで判断。
  • お腹や足のゴム跡はサイズが小さいサイン。
  • 漏れが続くならメーカー変更を検討する価値あり。
  • テープとパンツは赤ちゃんの活動量で使い分ける。
  • この記事の対策を実践してオムツ漏れの悩みを解決。
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