オムツのビックはいつから?体重・月齢の目安と漏れないためのサインを徹底解説!

オムツのビックはいつから?体重・月齢の目安と漏れないためのサインを徹底解説!

赤ちゃんの成長は嬉しいものですが、それに伴うオムツのサイズアップは多くのママ・パパが悩むポイントではないでしょうか。「Lサイズが小さくなってきたけど、ビックに替えるのはまだ早い?」「どのタイミングで切り替えるのがベストなの?」そんな疑問で頭がいっぱいになることもありますよね。サイズが合わないオムツを使い続けると、漏れの原因になったり、赤ちゃんの肌を傷つけてしまったりすることもあります。

本記事では、オムツをビックサイズへ切り替える最適なタイミングについて、体重や月齢の具体的な目安から、見逃したくない5つのサインまで詳しく解説します。さらに、主要メーカーのビックサイズオムツの比較や、サイズアップに関するよくある悩みにもお答えします。この記事を読めば、もうオムツのサイズ選びで迷うことはありません。赤ちゃんと一緒に、快適なオムツライフを送りましょう。

目次

オムツの「ビック」はいつから?切り替えの目安はコレ!

オムツの「ビック」はいつから?切り替えの目安はコレ!

「そろそろビックサイズかな?」と思っても、具体的にいつから切り替えれば良いのか迷いますよね。ここでは、ビックサイズへの切り替えを判断するための基本的な目安を解説します。体重や月齢だけでなく、メーカーごとの違いや、体重以外のチェックポイントも押さえて、最適なタイミングを見極めましょう。

この章では、以下の点について詳しく見ていきます。

  • 【結論】体重12kg~22kgが基本的な目安
  • 月齢・年齢の目安は1歳半~3歳頃
  • メーカー別!ビックサイズの体重目安一覧表
  • 体重だけで判断はNG!チェックすべきポイント

【結論】体重12kg~22kgが基本的な目安

オムツをビックサイズに切り替える最も一般的な目安は、赤ちゃんの体重が12kgを超えた頃です。多くのオムツメーカーが、ビックサイズの対象体重を「12kg~22kg」や「12kg~20kg」と設定しています。 Lサイズの体重目安が「9kg~14kg」なので、12kgを過ぎてLサイズがきついと感じ始めたら、ビックサイズを検討する良いタイミングと言えるでしょう。

ただし、これはあくまで一般的な目安です。赤ちゃんの体型は一人ひとり異なり、同じ体重でも、ぽっちゃり体型の子もいれば、スリムな体型の子もいます。そのため、体重は重要な判断材料の一つですが、それだけで決めてしまうのは早計です。後述する「サイズアップを考えるべき5つのサイン」と合わせて総合的に判断することが、赤ちゃんにとって快適なオムツ選びのコツです。

月齢・年齢の目安は1歳半~3歳頃

体重と合わせて気になるのが、月齢や年齢の目安ですよね。ビックサイズへの切り替えは、一般的に1歳半から3歳頃が目安とされています。 厚生労働省の成長曲線を見ると、男の子も女の子も、1歳半頃から体重12kgに達する子が増え始めます。

もちろん、成長には個人差が大きいため、「〇歳になったからビックサイズ」と決める必要はありません。 1歳過ぎでビックサイズになる子もいれば、3歳を過ぎてから切り替える子もいます。月齢はあくまで参考程度に考え、赤ちゃんの体型や日々のオムツの様子をよく観察してあげることが大切です。周りの子と比べて焦らず、自分の子供のペースに合わせてサイズアップを検討しましょう。

メーカー別!ビックサイズの体重目安一覧表

一言でビックサイズと言っても、実はメーカーによって推奨されている体重やサイズ感が少しずつ異なります。 主要なメーカーのビックサイズの体重目安を一覧表にまとめましたので、オムツ選びの参考にしてください。

メーカーブランドタイプ体重目安
P&Gパンパース さらさらケア パンツパンツ12~22kg
花王メリーズ パンツ さらさらエアスルーパンツ12~22kg
ユニ・チャームムーニーマンパンツ12~22kg
大王製紙グーン ぐんぐん吸収パンツパンツ12~22kg
ユニ・チャームマミーポコパンツパンツ12~22kg

このように、多くのメーカーで体重目安は「12~22kg」となっていますが、実際のサイズ感には微妙な違いがあります。例えば、パンパースは比較的大きめ、グーンは小さめといった口コミも見られます。 赤ちゃんの体型に合わせて、いくつかのメーカーを試してみるのがおすすめです。

体重だけで判断はNG!チェックすべきポイント

これまで体重や月齢の目安をお伝えしてきましたが、最も大切なのは「今使っているオムツが、赤ちゃんの体に合っているか」です。 体重が目安の範囲内でも、赤ちゃんの体型によってはサイズアップが必要な場合があります。

例えば、お腹周りや太ももががっちりしている子の場合、体重が12kgに達していなくてもLサイズがきつく感じることがあります。逆に、スリムな子であれば、12kgを超えてもLサイズで快適に過ごせることもあります。数字だけにとらわれず、赤ちゃんの体を直接見て、触って、フィット感を確認することが失敗しないオムツ選びの鍵です。次の章で解説する「サイズアップを考えるべき5つのサイン」を参考に、日々のオムツ替えの際にチェックしてみてください。

まだ早い?サイズアップを考えるべき5つのサイン

まだ早い?サイズアップを考えるべき5つのサイン

体重や月齢はあくまで目安。本当に大切なのは、赤ちゃん自身が出している「オムツが小さいよ!」というサインを見逃さないことです。毎日のおむつ替えの際に、少し気をつけて見るだけで、最適なサイズアップのタイミングが分かります。ここでは、具体的な5つのサインをご紹介します。一つでも当てはまったら、ビックサイズへの切り替えを検討してみましょう。

この章で紹介するサインは以下の通りです。

  • サイン1:おしっこやうんちが漏れるようになった
  • サイン2:お腹周りや足回りに跡がつく
  • サイン3:オムツがずり下がってくる
  • サイン4:おへそがオムツから出てしまう
  • サイン5:テープを留める位置が一番外側になった(テープタイプの場合)

サイン1:おしっこやうんちが漏れるようになった

これまで問題なかったのに、急におしっこやうんちが漏れるようになったら、それはサイズアップの最も分かりやすいサインです。 赤ちゃんが成長すると、1回のおしっこやうんちの量が増えてきます。オムツが小さくなると、吸収体がその量を吸収しきれなくなり、ギャザーの隙間から漏れ出してしまうのです。

特に、夜中や朝起きた時に服やシーツが濡れていることが増えた場合は、要注意です。 もちろん、オムツの付け方が悪かったり、たまたまうんちが緩かったりして漏れることもありますが、頻繁に続くようであれば、サイズが合わなくなっている可能性が高いでしょう。漏れは後片付けも大変ですし、赤ちゃんの肌かぶれの原因にもなります。漏れが気になり始めたら、早めに一つ上のサイズを試してみることをおすすめします。

サイン2:お腹周りや足回りに跡がつく

オムツを替えるとき、赤ちゃんのお腹周りや太ももの付け根をチェックしてみてください。くっきりとゴムの跡がついていたり、肌が赤くなっていたりしませんか? これも、オムツがきつくなっている証拠です。 赤ちゃんは言葉で「きついよ」とは言えませんが、体は正直です。

跡がつくということは、ゴムが肌を締め付けているということ。これは赤ちゃんにとって不快なだけでなく、血行を妨げたり、あせもやかぶれなどの肌トラブルの原因になったりすることもあります。 ギャザーの跡が軽く残る程度なら問題ありませんが、ミミズ腫れのようになっていたり、赤ちゃんがそのあたりを痒がったりするようなら、すぐにでもサイズアップを検討すべきです。 赤ちゃんのデリケートな肌を守るためにも、締め付けのサインは見逃さないようにしましょう。

サイン3:オムツがずり下がってくる

赤ちゃんが活発に動くようになると、オムツのずれも気になってきますよね。ハイハイしたり、つかまり立ちしたりした後に、オムツがずり下がってお尻が見えそうになっていたら、それもサイズが小さくなっているサインかもしれません。

オムツの縦の長さが足りなくなってくると、体の動きに合わせてお腹周りのギャザーが下がりやすくなります。オムツがずれると、当然、漏れのリスクも高まります。また、赤ちゃん自身も動きにくさを感じている可能性があります。ウエスト部分がしっかりフィットせず、すぐに下がってきてしまう場合は、より股上が深いビックサイズに替えることで、快適に動けるようになることが多いです。

サイン4:おへそがオムツから出てしまう

オムツを履かせたときに、おへそがすっぽり隠れず、こんにちはしている状態が続くようなら、サイズアップを考えましょう。 特に、テープタイプのオムツを使っている場合に分かりやすいサインです。 新品のオムツを履かせた時点で、ウエストラインがおへその下にあるのは、明らかにサイズが小さい証拠です。

股上が浅いと、お腹をしっかりカバーできず、うんちが背中から漏れる「背中漏れ」の原因にもなります。また、お腹が冷えてしまう心配もありますよね。赤ちゃんのおへそは、オムツのウエストラインの中にきちんと収まっているのが理想的です。動いているうちに少し見える程度なら問題ありませんが、常におへそが見えている状態なら、迷わずサイズを上げてあげましょう。

サイン5:テープを留める位置が一番外側になった(テープタイプの場合)

テープタイプのオムツを使用している場合は、テープを留める位置も重要なチェックポイントです。お腹周りのテープを、いつも一番外側の目盛りで留めていませんか? テープを留めるためのイラストや数字が印字されている部分がありますが、そのギリギリ外側でなんとか留めている状態なら、もう限界が近いサインです。

テープの位置が外側になるほど、お腹周りはパンパンの状態です。これでは赤ちゃんも苦しいですし、少し動いただけでテープが外れてしまうこともあります。テープを留める際は、左右対称に、お腹との間に指が1本入るくらいの余裕があるのがベストです。 テープを留めるのに苦労するようになったら、パンツタイプへの切り替えも視野に入れつつ、ビックサイズを検討する良い機会です。

【徹底比較】主要4メーカーのビックサイズオムツの特徴

【徹底比較】主要4メーカーのビックサイズオムツの特徴

いざビックサイズにしようと決めても、お店にはたくさんの種類のオムツが並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、多くのママ・パパに選ばれている主要4メーカー「パンパース」「メリーズ」「ムーニー」「グーン」のビックサイズオムツの特徴を徹底比較します。それぞれの強みを知って、お子さんにぴったりの一枚を見つけましょう。

この章では、以下のオムツと選び方のポイントを紹介します。

  • パンパース「さらさらケア パンツ」
  • メリーズ「パンツ さらさらエアスルー」
  • ムーニーマン「汗スッキリ」
  • グーン「まっさらさら通気 パンツ」
  • タイプ別(パンツ・テープ)の選び方

パンパース「さらさらケア パンツ」

P&Gの「パンパース」は、その高い吸収力と漏れにくさで世界中のママ・パパから絶大な信頼を得ています。 ビックサイズの「さらさらケア パンツ」も例外ではありません。独自の「3つのマジック吸収体」が、おしっこを瞬時に吸収・分散させ、最長12時間お肌をさらさらに保ちます。 これにより、おしっこの量が増えるビックサイズの時期でも、一晩中ぐっすり眠れる安心感があります。

また、パンパースは他のメーカーに比べて比較的スリムな作りで、フィット感が良いという特徴も。 伸縮性の高いウエストギャザーがどんな動きにも快適にフィットし、活発に動き回る赤ちゃんの漏れを防ぎます。 サイズ感はやや大きめという声もあるため、足回りが細めの子や、漏れにくさを最優先したい方には特におすすめのブランドです。

メリーズ「パンツ さらさらエアスルー」

花王の「メリーズ」といえば、なんといってもその通気性の良さと肌へのやさしさです。 ブランド名にもある「エアスルー」の通り、独自の3層エア通気設計で、おむつの中にこもりがちなムレを外に追い出します。肌とギャザーの間に空気の通り道「空気トンネル」を作ることで、汗をかきやすいお腹周りもさらさらをキープ。

肌触りもふわふわで柔らかく、デリケートな赤ちゃんの肌を優しく包み込みます。 そのため、オムツかぶれをしやすい子や、肌が敏感な子に特に支持されています。ウエスト部分がよく伸びて履かせやすい「らくらくフィットギャザー」も人気のポイント。吸収力と肌へのやさしさ、両方をバランス良く求めるなら、メリーズが有力な選択肢になるでしょう。

ムーニーマン

ユニ・チャームの「ムーニーマン」は、赤ちゃんの体型や動きを徹底的に研究して作られた、フィット感の高さが魅力です。特に、ゆるゆるうんちの漏れを防ぐ「ゆるうんちポケット」は、低月齢の赤ちゃんを持つママ・パパから絶大な支持を得ていますが、ビックサイズの時期にもその技術は活かされています。

ビックサイズでは、汗をかきやすい背中部分のムレを逃がす「汗スッキリ」タイプなどが展開されています。また、すっぽりハイウエストが、ぽっこりお腹でもずり落ちずにしっかり包み込み、どんなに動いても隙間を作りにくく、漏れの心配を減らしてくれます。 肌触りも「カシミアタッチ」と謳われるほど柔らかく、赤ちゃんに快適な履き心地を提供します。 活発に動き回る子や、ぽっちゃり体型の子に試してほしいオムツです。

グーン「まっさらさら通気 パンツ」

大王製紙の「グーン」は、吸収性の高さとコストパフォーマンスの良さで人気のブランドです。「まっさらさら通気 パンツ」は、おしっこをたっぷり吸っても、まっさらさらシートが逆戻りを防ぎ、お肌を快適に保ちます。

グーンの特徴の一つに、他のメーカーに比べてサイズ感がやや小さめという点があります。 そのため、Lサイズでは少し大きいけれど、他のメーカーのビックサイズではまだ大きい…という、サイズ移行期の赤ちゃんにぴったりフィットすることがあります。また、お腹周りのギャザーが優しくフィットし、締め付け感が少ないのもポイントです。 コストを抑えつつ、しっかりとした品質を求める方や、スリムな体型の赤ちゃんにおすすめです。

タイプ別(パンツ・テープ)の選び方

ビックサイズになると、ほとんどの商品がパンツタイプになりますが、一部メーカーではテープタイプも販売されています。 ここで、それぞれのタイプのメリット・デメリットを再確認しておきましょう。

  • パンツタイプ
    • メリット:立たせたままサッと履かせられるので、動き回る子のオムツ替えが楽。自分で履きたがる子の意欲も育てられる。
    • デメリット:うんちの時に脱がせるのが少し大変。テープタイプに比べて単価がやや高い傾向がある。
  • テープタイプ
    • メリット:寝かせたまま交換しやすい。体型に合わせてウエストの調整が細かくできる。うんちの処理がしやすい。
    • デメリット:動き回る子はじっとさせておくのが大変。

一般的には、赤ちゃんがハイハイやたっちを始めて動きが活発になったら、パンツタイプへ移行する家庭が多いです。 ビックサイズを使う年齢の子はほとんどが活発に動くため、パンツタイプが主流となっています。しかし、寝たきりのケアが必要な場合や、うんちの時だけはテープタイプが便利という声もあります。赤ちゃんの状況や、ママ・パパのやりやすさに合わせて最適なタイプを選びましょう。

ビックサイズに関するママ・パパのよくある悩み

ビックサイズに関するママ・パパのよくある悩み

オムツのサイズアップは、ビックサイズへの切り替えが最後になることも多く、これまでとは違った悩みが出てくるものです。「Lサイズとどっちがいいの?」「ビックでも漏れるんだけど…」など、多くのママ・パパが抱える疑問や不安にお答えします。悩みを解消して、スッキリした気持ちでオムツ選びをしましょう。

この章では、以下のよくある悩みについて解説します。

  • Lサイズとビックサイズ、どっちを選ぶべき?
  • ビックサイズでも漏れる!原因と対策は?
  • なかなかビックサイズにならないけど大丈夫?
  • ビックの次はどうする?卒業後の選択肢

Lサイズとビックサイズ、どっちを選ぶべき?

体重が12kg前後で、Lサイズとビックサイズのちょうど境目の時期は、どちらを選ぶべきか最も悩ましいタイミングです。 Lサイズのパッケージには「9~14kg」、ビックサイズには「12~22kg」と書かれていることが多く、12kg~14kgの期間が重なっているため、迷うのも当然です。

この場合の判断基準は、やはり「赤ちゃんの体型」と「オムツのフィット感」です。以下のポイントをチェックしてみてください。

  • Lサイズを選ぶ場合:体重は12kgを超えたが、体型はスリム。Lサイズでもお腹周りや足回りに跡がつかず、漏れもない。
  • ビックサイズを選ぶ場合:体重が12kg未満でも、お腹周りや太ももががっちりしていて、Lサイズだと跡がつく。Lサイズで頻繁に漏れるようになった。

迷ったときは、まずビックサイズの少量パックを試してみるのがおすすめです。 実際に履かせてみて、足回りに隙間ができすぎていないか、お腹周りがブカブカでないかを確認しましょう。日中は動きやすいLサイズ、夜間などおしっこの量が増える時間帯は吸収力の高いビックサイズ、というように使い分けるのも一つの賢い方法です。

ビックサイズでも漏れる!原因と対策は?

「せっかくビックサイズに替えたのに、まだ漏れる…」という悩みも少なくありません。サイズを上げたのに漏れてしまう場合、いくつかの原因が考えられます。

  1. サイズがまだ合っていない(大きすぎる)

    焦ってサイズアップした結果、逆にオムツが大きすぎて体にフィットせず、お腹周りや足回りのギャザーに隙間ができて漏れている可能性があります。 オムツを履かせた後、指でギャザー周りを一周し、隙間がないか確認しましょう。
  2. 正しく履けていない

    パンツタイプはサッと履かせられて便利ですが、急いでいるとギャザーが内側に折れ込んだままになっていることがあります。これが漏れの大きな原因になります。履かせた後は、必ず足回りのギャザーがしっかり外側に出ているかを確認する習慣をつけましょう。
  3. おしっこの量が吸収量を超えている

    特に夜間は、長時間オムツを替えないため、おしっこの量がオムツの吸収量の上限を超えてしまうことがあります。この場合は、より吸収力の高い夜用オムツ(おやすみマンなど)を試してみるのが効果的です。
  4. メーカーが体に合っていない

    前述の通り、メーカーによってオムツの形状やフィット感は異なります。あるメーカーのビックサイズでは漏れても、別のメーカーのものならぴったりフィットして漏れない、ということもよくあります。いくつかのメーカーを試して、お子さんの体型に合う「相性の良いオムツ」を見つけることが大切です。

なかなかビックサイズにならないけど大丈夫?

周りの同じくらいの月齢の子が次々とビックサイズに移行していくと、「うちの子、まだLサイズなんだけど…成長が遅いのかな?」と不安に感じてしまうママ・パパもいるかもしれません。しかし、まったく心配する必要はありません。

赤ちゃんの成長ペースは本当に人それぞれです。 小柄でスリムな体型の子であれば、3歳を過ぎてもLサイズで快適に過ごせることは珍しくありません。むしろ、体に合っていないのに無理に大きいサイズのオムツを履かせる方が、漏れなどのトラブルにつながります。大切なのは、周りと比べることではなく、自分の子供の体に合ったサイズのオムツを選んであげることです。今のサイズで問題なく過ごせているのであれば、自信を持ってそのサイズを使い続けてください。

ビックの次はどうする?卒業後の選択肢

ビックサイズは、多くの子にとって最後のオムツサイズになります。この時期になると、いよいよ「トイレトレーニング」を意識し始めるご家庭が多いでしょう。しかし、ビックサイズがきつくなっても、まだオムツが必要な子もいます。その場合の選択肢も知っておくと安心です。

  • ビッグより大きいサイズ

    主要メーカーからは、「ビッグより大きいサイズ」や「スーパーBIG」といった、さらに大きいサイズのオムツが販売されています。 体重の目安は13kg~28kgや15kg~35kgなど、かなり幅広くカバーしています。 夜間のオムツがなかなか外れない場合や、身体的な理由でオムツが長く必要な場合に頼りになります。
  • トレーニングパンツ

    トイレトレーニングを本格的に進めるためのパンツです。布製のものや、少しのおしっこなら吸収できる紙製の「おむつとれっぴー」のようなものもあります。濡れた感覚が赤ちゃんに伝わりやすくなっているため、「おしっこが出た」ということを意識させるのに役立ちます。
  • 夜用オムツ(おねしょパンツ)

    日中はパンツで過ごせるようになっても、夜のおねしょが心配な時期は続きます。「オヤスミマン」などの夜用専用パンツは、一晩中のおしっこをしっかり吸収してくれるので、親子で安心して眠ることができます。

ビックサイズからの卒業は、トイレトレーニングの進み具合と密接に関わってきます。焦らず、お子さんの発達に合わせて、これらの選択肢を上手に活用していきましょう。

よくある質問

よくある質問

オムツのビッグより大きいサイズは何ですか?

はい、ビックサイズよりも大きいサイズのオムツは複数のメーカーから販売されています。一般的に「ビッグより大きいサイズ」や「スーパーBIG」といった名称で呼ばれています。 対象体重の目安はメーカーによって異なりますが、おおよそ13kgから28kg、中には35kgまで対応している製品もあります。 体格の大きいお子さんや、夜間のオムツがなかなか外れない場合、また、身体的な発達の理由で長期間オムツが必要なお子さん向けに作られています。

ビッグサイズのオムツは何歳まで使いますか?

ビッグサイズのオムツを何歳まで使うかは、お子さんの成長やトイレトレーニングの進み具合によって大きく異なるため、一概には言えません。 一般的な目安としては、体重が12kg~22kg、年齢では1歳半頃から使い始め、3歳から4歳頃にオムツを卒業する過程で使われることが多いです。 しかし、これはあくまで平均的なケースであり、お子さんによってはもっと長く使うこともありますし、早めに卒業する場合もあります。大切なのは年齢ではなく、お子さんの発達のペースに合わせることです。

Lサイズとビッグサイズの違いは何ですか?

Lサイズとビッグサイズの主な違いは、対象となる赤ちゃんの「体重」と、それに伴うオムツ自体の「大きさ」および「吸収量」です。

  • 対象体重:Lサイズは主に9kg~14kg、ビッグサイズは12kg~22kgが目安です。
  • 大きさ:ビッグサイズの方が、Lサイズに比べて股上が深く、ウエストやお腹周り、足回りも全体的に大きく作られています。
  • 吸収量:体の成長に合わせておしっこの量も増えるため、ビッグサイズの方がLサイズよりも吸収量が多くなっています。

パンパースのビッグは何キロからですか?

P&Gが販売する「パンパース」のビッグサイズは、体重12kgから22kgまでが使用の目安とされています。 これは「パンパース さらさらケア パンツ」などの主要なパンツタイプ製品のパッケージに記載されている公式な推奨体重です。ただし、赤ちゃんの体型には個人差があるため、体重はあくまで目安の一つとして考え、お腹周りのフィット感や足回りの跡、漏れの有無なども含めて総合的に判断することが大切です。

まとめ

まとめ
  • ビックサイズの目安は体重12kg~22kg。
  • 月齢では1歳半~3歳頃が一般的。
  • メーカーによりサイズ感が異なるため試すのが吉。
  • 体重だけでなく体型に合わせた判断が重要。
  • おしっこやうんちの漏れはサイズアップのサイン。
  • お腹や足回りのゴム跡はオムツがきつい証拠。
  • オムツがずり下がるのもサイズが小さいサイン。
  • おへそがオムツから見えるのは股上が足りない。
  • テープが外側になるのはお腹周りがきつい証拠。
  • 主要メーカーは吸収力や通気性に特徴あり。
  • Lとビックで迷ったら少量パックで試す。
  • ビックでも漏れる時は履かせ方やメーカーを見直す。
  • 成長には個人差があり、サイズアップを焦らない。
  • ビックの次は「ビッグより大きいサイズ」がある。
  • トイレトレーニングの進捗に合わせて卒業を考える。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次